秩父ローカルフード巡り第二弾。
豚味噌
秩父豚肉味噌漬本舗 せかい 埼玉県秩父市本町4-23
大正から創業している老舗らしい。
このとんみそは豚の細切れが入ってて、リーズナブルなお値段だったので購入した。
これ以外のは、一枚一枚ロースみたいな味噌漬けで、べらぼうに美味しいのだけど少々値が張る。
これが高級品。5枚くらいしか買わなかった。味噌と豚の脂が混じってとても美味しい。
こっちが庶民向けの豚味噌。味は落ちるけど食べごたえがある。
みそポテト
矢尾百貨店 埼玉県秩父市上町1-5-9
百貨店とは思えない出で立ち。田舎のデパートって感じだよね。
窓からは雄大な秩父山地が見える。地方デパートにあるこういった使われていないスペースってなんかワクワクする。
窓から覗く遊園地が郷愁を誘う。
まだ活気がある方か。
これがみそポテト。タイミングよく揚げたてをいただいた。
衣と味噌の味がエキセントリックな食べ物にしているね。
なんとも言いようのない味。不味くないのは確かだが、ふと食べたくなる時もあるのかもしれない。
コロッケ
肉の安田屋 埼玉県秩父市番場町19-9
何気なく通りかかったお肉屋さん。コロッケが売ってるので買ってみた。
ここも豚の味噌漬けが売ってるみたいね。
さくさくで美味しい。この手の食べ物はどこで食ったって美味しいよね。
近くで見かけた大正風な建物。有形文化財になってるみたい。
秩父は古い町並みが新しい建物と混在して残ってて不思議な風景を織りなしている。
わらじカツ
安田屋 日野田店 埼玉県秩父市日野田町1-6-9
どうやら秩父名物らしい。今までのお店はそれほど人とすれ違うことはなかったのだが、この行列である。
秩父でこれだけの行列は無いはずだ。
駐車場も一杯なので、かなり遠くに止めるはめになる。
店内はメニューらしきものが見当たらなく、戸惑っていると
1枚か2枚か聞かれる。そういうシステム。
とりあえず間食しまくって空腹ではないので1枚を選択した。
丼一杯のカツが乗っている。ご飯は見えない。
2枚にしなくてよかった。
隣のおばさんを見ると、開けたふたに一口大に切ったカツを取り分けて食べ始めていた。
なるほど。そうやって食べるのね。俺も真似しようとすると、
カツが切られておらず一枚の状態になっていた。
あれ?と思い、嫁さんのカツを見るとやはりカットされている。
どうやら野郎は、本来のわらじ感を味ってもらおうとの店の配慮らしい。
この上なく食べづらい。
かじってみると衣の中はエアリーな感じで見かけほどのボリュームはない。
少ない豚肉をわらじ大にすべく薄く叩いているからだろう。
味は好みが分かれるところだが、カツにタレが染みてるもの(味噌カツっていうのか?)はあまり好きではない上、脂身が入ったジューシーなロースが好みなので、なにも
こんな秩父で行列を作るほどのものではないなと思った。
でも、秩父に来たからにはやはり地元の名物は一度は食べないと旅行の楽しみはないからね。
1枚 800円
2枚 1,000円
太白焼
秩父 中村屋 埼玉県秩父市東町13-7
早い話が
秩父版博多とおりもん。
そりゃあうまいもん。ママドールしかり、この手の白餡?はうまい。ただ、カロリーは凶悪。
クリームチーズが入ってるとのことだが、俺の味覚では感じられず。
山登りで感じていた秩父(小川町〜寄居らへん)でもつイメージとは違う側面を見た気がした。
秩父も盛り上げようとしており、中心街は町並みをいじっているようだ。
俺としては
秩父はイモという先入観があり、イモさを感じるために遊びに行くので徐々になくなっていくのは少し寂しくもある。
まだすべてまわったとも思っていないので、また行きたいと思う。