乙浜港 裏切りの日
前回のラッキーパンチに気を良くして、そろそろアジが入ってきているとの情報がある
乙浜港へ行ってきた。
土曜日の昼から翌日の朝までの釣行だ。
夜中に入るのは、場所取りに苦労しない反面、車のフロントを
虫だらけにする覚悟が必要だからだ。
無論、俺達にそんな覚悟はない。
前回はフカセをしたので、今回は遠投カゴをやることにした。
釣具屋のオヤジに相談すると、こんな素人が使うようなセットを勧められた。
俺の求めている遠投カゴのスタイルとはイメージが違ったが、釣具屋のオヤジに「素人」と判断された俺が悪い。
少しづつ釣り人としてのレヴェルをアップさせるのだ。
関東に住まう釣り人の希望を一身に背負う乙浜港だが、今回は様子が違った。
全く釣果がない。
朝方に釣れたのがこれ。前回苦しめられたサバっ子だ。
サイズが若干大きいので、成長の跡がみられる。
何より様子が違ったのが、コバエみたいな小さな虫にたかられたことだ。
足や手に小さな虫が沢山くっついてきたので、鬱陶しく思い手で払っていたのだが、これが後々後俺を苦しめることになる。
当日中はなんともなかったが、翌日から足や手に激しい痒みが襲ってきたのだ。
蚊に刺された覚えは一切なかったので、調べてみると
ヌカカなる生物のしわざだということがわかった。
ブヨの一種らしいのだが、今まで釣り場でこんな事がなかっただけに、俺は
大いに恐れた。
関東の釣り人の希望とついでに俺たちの希望も一身に背負う乙浜港だが、少し見方が変わった。
何らかの対策を講じなければ、近づくことすらままらなねぇ。
完全に怖気づいたわけだ。
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